* 2. 探査機バス(SPACECRAFT BUS)の組立
モデルの完成写真を見てください。
月探査機のバスは地球との無線通信装置、軌道やスピンや姿勢の修正用推進装置、姿勢制御情報を提供する光学機器、科学機器ブームを展開するためのメカニズムなどを格納しています。
- Parts Sheet BからSPACECRAFT BUSを切り離します。折り目に沿って6つの垂直なヒンジを印刷面が外側になるように全て同じ方向に折ってください。このページの下方にある図を参考にしてください。
- GLUEと表示してある黄色い長方形部分に糊を付けます。この部分と反対側とを重ね合わせ乾燥するまで押しつけておきます。
- 全ての折り目が同じ角度になるように調節します。ところで、これから突き出ているものは姿勢制御とナビゲーション用の光学機器です。その視野は+X方向になります。
- Parts Sheet Aから燃料タンク(PROPELLANT TANK)2つを切り離し、それぞれの円のスロットを差し込んで、直角に交わるようにします。黄色い部分は直角に折り曲げて燃料タンクが垂直に立つようにします。
- 4つの燃料タンク(PROPELLANT TANK)をParts Sheet Bから切り離し、上記と同様にさらに2つの燃料タンクを組み立てます。
- それぞれの燃料タンクを黄色と白色のタブにより垂直に立つようにします。この時、垂直に立たせるためにタブを多少切る必要があるかも知れません。
- Parts Sheet BからSUPPORTと表記されているパーツを切り取ります。
- それぞれの燃料タンクの黄色と白色のタブの端に糊を塗りSUPPORT上の円の中心に立てます。
- ところで、SUPPORTの中央にあるものはブームを展開する時、キャニスターから3つの制御テープを送り出すためのメカニズムです。
- このSUPPORTから突き出ている3つの長方形上に文字が印刷されています。これらの文字はブーム内の科学機器を示しています。AはAPS/NS、GはGRS、MはMAG/ERを示します。SPACECRAFT BUSにも同様の文字が印刷されています。 (これらの科学機器キットのファクトシートに説明があります。)
- 一時的に3つの突き出ている長方形を下に折り曲げておきます。燃料タンクを上にしながらSUPPORTをSPACECRAFT BUS内に下から挿入します。次にそれぞれの文字が印刷されている長方形を対応する穴に差し込みます。AはAの穴にと言う具合に。
- 穴に通した長方形を真っ直ぐに伸ばします。この時、SUPPORTは水平に保ちながら最も低い位置になるように調節してください。穴から突き出ている部分に糊を付けて固定します。
- Parts Sheet AからBUS TOP(バス頭部)を切り離します。2つのアームの先端の黄色いタブを印刷のある方向に約80度の角度に折り曲げます。
- BUS TOPの3つの角にある白色のループ状のものは燃料パイプです。これらは全て印刷してある側に折り曲げてください。角からはみ出ている部分も金色の印刷側に折り込みます。
- SPACECRAFT BUSの最上部にBUS TOPを設置します。この時、金色面が上になるようにし、先が黄色でないアームが下の長方形Mの真上になるようにしてください。BUS TOPのアームをSPACECRAFT BUSの上部にあるノッチに乗せ、BUS TOPが1〜2ミリほどSPACECRAFT BUSの内部に収まるようにします。燃料パイプは多少つぶれても構いません。
- BUS TOPを平坦にし、またSPACECRAFT BUSの側面に対して直角になるように調節します。次にBUS TOPのアームがSPACECRAFT BUSの側面に接触する部分に糊を付けて固定します。
- Parts Sheet AからBUS BOTTOM(バス底部)を切り離します。3つのアームの黄色のタブを印刷面と反対側に約80度の角度で折り曲げます。
- SPACECRAFT BUSを逆さにして、BUS BOTTOM (写真では見えません)をSPACECRAFT BUSの底部に金色面が外になるように設置します。金色面の2つの小さなノッチは突き出ている長方形MとAに最も近くなるようにします。BUS TOPと同様にこれもまた3つのアームによって支えられてSPACECRAFT BUS内部に収まります。アームがSPACECRAFT BUSの側面と接触する部分に糊を付けて固定します。
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