* 4. 科学機器(SCIENCE INSTRUMENT)の組立
モデルの完成写真を見てください。
月探査機の目的は様々な科学実験をすることです。搭載されている科学機器によって月面の状態や環境を調べます。重力場を測定するには電波のドップラーシフトを利用して行います。
- Parts Sheet AからALPHA PARTICLE SPECTROMETER & NEUTRON SPECTROMETERと表記されているパーツを切り離します。その裏側にはNSの文字の上に小さい黒色のタブが2つあります。このタブをNSの文字の方向に90゜の角度で折り曲げます。NSはニュートロンスペクトルメータの意味です。
- A,B,C,D,Eのパネルを折り曲げて箱形にします。CにあるタブをAのスロットに差し込んだ後、タブをひねって固定します。NSの部分は突き出したままにしておきます。最後に、糊を付けて形が崩れないようにします。
- Parts Sheet Aから磁気探知器 MAGNETOMETER/ER (ERは反射率計 ELECTRON REFLECTOMETERの意味)を切り離します。このパーツにはアームに沿って長いヒンジがあり、その端にM (Magnetometer)の文字がある四角形があります。定規を使いながらヒンジを金色面と反対方向に約90゜折り曲げてアームに強度を与えます。
- 上記(AP/NS)と同様にA,B,C,D,Eのパネルを折って箱を作ります。磁気探知器 (Magnetometer)を支えている長いアームは突き出したままにして、糊を付けて固定します。
- Parts Sheet Aからガンマ線スペクトルメータ GAMMA RAY SPECTROMETERを切り離します。銀色面を外側にして円筒状に巻き、白い部分に糊付けして固定します。
- 各科学機器には三角形が印刷されています。これはINSTRUMENT BOOMに取り付ける時の向きを示しています。
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